こんにちは。ウマ子です!
ウマ子ってどんな人??
・保育士歴15年の現役保育士
・主任兼新人保育士教育担当
・現在園長を目指して勉強中
・子育て中の二児のママ
今回の記事では、雨の日など室内で行えるオススメの素材遊びについてお話をします!
こんな人にオススメの記事
◯室内で楽しく遊べる素材を探している
◯雨の日が続いて、室内遊びがマンネリしている
◯おうちでお金をかけずに遊びたい!
雨の日の遊びや室内での遊びってマンネリしませんか??
今回の記事では、実際に保育園で遊んでみて子供たちの反応が良かった遊びをご紹介します!
どれも保育園やご家庭で簡単に行える、身近な素材を使った遊びです。
室内遊びで何をするか悩んでいる方の参考になると嬉しいです!!
オススメ素材4選とその遊び方
段ボール
ネットショッピングをしていると気づいたらたくさん家に溜まっている段ボール。
大きさや形も様々ですが、お子様と一緒にどんな遊びをするか、考えながら選んでみるといいですね!!
段ボールでお家作り
子どもって不思議と狭い場所が好きですよね!
子どもの頃に自分だけの秘密基地を作った経験はないでしょうか。
段ポールを使って、子どもだけが入れるお家を作ってみてはいかがでしょうか。段ボールの大きさによって、いろんな形のおうちが作れそうですね。
電車やバスごっこ
乗り物が好きな子どもには、周りを画用紙や折り紙で装飾して、電車やバスに見立てて乗り物ごっこをしてみてはいかがでしょうか。子どもが好きな電車やバスのデザインにするとより喜びそうですね。
しっかりしたひもを通して大人が引っ張ったら、出発進行!
手作りキャタピラ
段ボールでキャタピラも簡単に作れます。
大きめの段ボールを輪っかのようにしてテープで止めます。中に入って進むのがとても楽しくて大はしゃぎです。
運動会の競技などでも使えそうですね!!
新聞紙
新聞をとっている家庭が少ないかもしれませんが、新聞紙は形を自由に変えて遊ぶことができるので、子どもが思い切り遊ぶにはとても適した素材です!
たくさん広げて、丸めたりちぎったりする感触遊び
室内にたくさん広げて、その上に乗ってみたり、ちぎってみたり丸めたり、とにかく体を動かしながらダイナミックに遊ぶ事ができます。
はしゃぎすぎて、新聞紙を踏んで転ばないように気を付けてくださいね!
スカートやマントに見立てて、変身ごっこ
プリンセスや戦隊ものなどになりきって、スカートやマントを作って変身ごっこをしても楽しいです。
新聞紙とセロハンテープだけあればどんなものにも変身できますね!
ボールのように丸めて、当てっこする遊び
上記の遊びが飽きたら、最後は使った新聞をまとめて丸めてボール遊びにも発展できますね。
既製品のボールとは異なり、大きさを自由に変える事ができ、また、固くないのでぶつかっても痛くないので、思い切り遊べそうです!
水に濡らして新聞紙粘土
新聞紙を濡らしてみると、乾いた時とは感触が異なり、粘土のような感触になります。
感触を楽しみながら、丸めていろんな形にしたり、窓に張り付けたりすると、より一層遊びが広がっていきますね!
お菓子やティッシュなどの空き箱
お菓子やティッシュの空き箱は、もともと形になっているため、見立て遊びをしたり、子どもが少し工夫をするだけで、いろんなものに変身させたりして、楽しむ事ができます。
製作遊び
セロハンテープやシールなどを使って、動物やおばけなど子どもが好きなものを自由に作る時間も素敵ですね。
保育園では、製作活動として決められた素材で決められたものを作ることが多いですが、時には好きな素材を使って自由に作る時間もあるとより子どもの創造力が膨らむ事と思います!
エコバッグを使用してお買い物ごっこ
子どもは大好きなパパママのまねっこが大好きです。お菓子などの空き箱を使って、お買い物ごっこはいかがでしょうか。
保育士やパパママとやり取りをしながら遊ぶ事で、ごっこ遊びが広がっていきますね!
トイレットペーパーやラップの芯
トイレットペーパーやラップの芯などは、丸い形を活用するといろんなものに変身します。製作をするところから子どもと一緒に行うと、自分の作ったものに愛着が沸き、より楽しめる事と思います。
双眼鏡作り
二つのトイレットペーパーを用意して
トイレットペーパーの芯を二つつなげると、双眼鏡になります。マスキングテープやシール貼りをして制作するのも楽しそうです。片方にラップを巻くと、より双眼鏡っぽくなります。
晴れた日に身に着けてお散歩に行くと、つながりを持った活動になり、探索活動がもっと楽しくなりそうですね!
ラップの芯で、太鼓やマラカスなど手作り楽器作り
ラップの芯は頑丈で形が崩れにくいため、頑丈さを利用して、楽器を作る事ができます。
中に入れるものを鈴やお米などに変えると、音の違いを発見して楽しめそうですね!
身近な素材を使った遊びの良いところ3選
既製品の玩具も良いですが、時には上記のような廃材を使った遊びも取り入れると、子どもの発想も広がり、「やってみたい!」を実現できる時間になる事と思います。
ご家庭でもそうですが、保育園では特に、このような身近な素材を使った遊びをオススメする理由をお話します!
工夫次第で遊び方が無限大
遊び方も子どもの発送次第で無限大に!
既製品の玩具は、遊び方が決められている、または限られていものがほとんどです。そのため、最初は楽しんで遊ぶのですが、気に入ったもの以外は、すぐに飽きが来てしまう事も多いです。
子どもが欲しがるから、知育玩具だと評判だから、と思って玩具を買ったけどすぐに使わなくなってしまった、という経験をされた方も多いのではないでしょうか。(ウマ子も沢山あります…)
積み木やブロック、絵本や電車や車、お人形やままごとセットなど、保育園にもある程度の玩具は揃っています。
また、廃材は玩具ではないので、遊び方が決められていません。
つまり遊び方が無限大で、子どもの発想次第です。子どもの考えた事が自由に実現出来るので、いきいきと取り組む事ができます。
無料なので思い切り自由に遊べる
廃材なので、もちろん無料で遊ぶ事ができます。もったいないと躊躇する事もなく、素材の形を変えられるので、ダイナミックに遊ぶ事も出来ます!
使い終わった後の分別だけしっかり行うようにしましょう。
子どもは大人が使っているものに興味を示しやすい
子どもは、子ども用で用意されたものよりも、大人が使っているものに興味を示したがります!
保護者の方も、大切な書類やカバン、調理器具などに興味を示す子どもの姿をよく見るのではないでしょうか。
そのような子どもの気持ちの奥には
『僕も大好きなパパママの真似っこしたい!』
『やってみたい!』
という遊びへの意欲に溢れています。
イタズラは子どもにとって立派なお仕事です。
大切な書類、ハサミや先の尖ったものなど明らかにダメなものや危険なものでない限りは、子どもが興味を示したものを思い切り遊ぶ時間があってもいいですね!
いろんな素材を使った遊びで大切な事
上記で紹介した遊び方だけでなく、子どもの発想を大切に、大人や友だちと一緒に遊びながら、遊びを発展させてみると楽しい時間になる事と思います。
また、素材同士を組み合わせると、新しい遊びが生まれてくるかもしれません。
廃材の良いところは、形や遊び方を、子どもの発想次第で変えられる事です。
子どもの発想を大切に遊びを発展させていくと、より良い時間になりそうですね!
いろんな素材を使って遊ぶときに気を付ける事2選
衛生面
トイレットペーパーや段ボールを使う際には衛生面に配慮して使用するようにしましょう。
トイレットペーパーは清潔な手で触るようにして、使用する前には消毒をします。
段ボールの場合は、食品が入っていた段ボールは虫がついている可能性があるため使用は控えたり、使う前にしっかりと虫がついていないかを確認したりするようにしましょう。
安全面
保育園で廃材を扱う場合は特に、事前に考えられる危険や必要な配慮をしっかりと考えた上で遊ぶようにしましょう!
新聞紙などの誤飲の危険があったり、段ボールの中に入ってバランスを崩して転倒したりと思わぬ怪我や事故につながる可能性があります。
既製品のおもちゃは注意書きが書かれていますが、廃材を扱う際は自分で考えなくてはいけません。
以上、室内遊びで使える、素材遊びをご紹介しました。
子どもにとっても大人にとっても、お部屋時間が少しでも楽しくなると嬉しいです!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。