保育士の休日事情【リアルなお休み事情を現役保育士が詳しく解説】

ウマ子先生
ウマ子先生

こんにちは。ウマ子です!

ウマ子ってどんな人??

・保育士歴15年の現役保育士

・主任兼新人保育士教育担当

・現在園長を目指して勉強中

・子育て中の二児のママ

今回の記事では、保育士のリアルなお休み事情についてお話をします。

こんな人にオススメの記事
◯有給は自由に使えるの?と疑問に感じている
◯保育士として働いけてるけど、うちの保育園お休み少ない…?と感じている
◯休みの日数を具体的に知りたい

ウマ子先生
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休日日数は勤務先を決める上で大切なポイントですよね!

同じ給料だとしたら、休日が多い方の保育園を選びますよね。

転職活動や就職活動を通して、様々な保育園の待遇をみてきたウマ子の経験を元に、保育士の休日事情についてお話をします。

この記事の内容

◯具体的な保育士や休日事情がわかる!

◯有給休暇が自由に使えるかがわかる!

◯保育園の夏休みについてわかる!

これから就職活動をする保育士さんに役立ちます!!

ウマ子先生
ウマ子先生

現役保育士のリアルなお休み事情をお伝えします!

保育士の休日日数

年間休日は120~125日が平均

130日以上ある所も!120日以下だと平均より少なめ…。夏休みなどがある保育園を選びましょう!

一般的な保育園の場合は、日曜日と祝日は完全に休日となります。(夜間保育や休日保育を行なっている特別な保育園は除きます)

日祝はお休み!土曜日は時々出勤になる事もある

日曜日と祝日に関してはほとんどの保育園はお休みです。

土曜日に関しては、土曜日保育があり、子どもが少人数であるため、数人の職員が交代制で出勤します。

頻度は保育園によってですが、月に1.2回程度の出勤がある事が多いです。また、行事に関しても土曜日に行う保育園が多く、行事がある場合は出勤となります。土曜日分の出勤が、その分平日に振替休日が付くところも多いですが、振替休日が発生しない保育園もあります。

年末年始のお休みは大体6日間

年末年始は多くの保育園は、12月29日〜1月3日の6日間が休日になっています。お盆はほとんどの保育園は通常通り開園しているため、休日とはなりません。

年末年始は12月29日から1月3日までお休みの保育園が多いです。

お盆に関しては、保育園自体が休園になる事はあまりありません。ですが休む子どもも多いので、少ない職員数で開園して他の先生はお休みとする保育園もあるようです。

夏休みってあるの?

幼稚園とは異なり、保育園自体が休園になる夏休みはありません。

土日祝日とは別に、夏季休暇を設けている保育園も多くあり、日数の平均は大体3〜5日というところが多いようです。

下記で詳しく解説していますので、ご覧ください。

土日祝日、年末年始や夏休みを入れて平均すると、年間休日120〜125日というところが多いようです。

120日以下ですと、土曜日出勤の振替休日がなかったり、夏季休暇がないところが多いです。

具体的な待遇については、保育園によって異なりますので、入社前に直接確認する必要はありますが、目安としては上記の通りです。

ウマ子先生
ウマ子先生

「休みが多い保育園がいい!」という方は、年間休日130日以上のところを選ぶと良いですね!

有給休暇って自由に取得できるの?

有給休暇は通常の会社と変わらずある

有給休暇は通常は正社員であれば、入社して半年が経つと10日間付与されます。

それ以降勤続年数によって、付与される日数が増えていきます。これは労働基準法で定められており、保育士ではなく他の職種でも同様です。

その中の5日間は、一年間で有給休暇を取得する事が義務付けられています。

自由に使えるかどうかは保育園次第

自由に自分の好きな時に好きな理由で有給休暇を取得できる保育園は少数…。体調不良でしか有給が使えなかったり、休みたい日を選べなかったりするところも多いです。

自由に自分の好きな時に好きな理由で有給休暇を取得できるか、と聞かれると、実際は出来ない保育園が多いです。

体調不良でしか有給休暇が取得できない、有給休暇取得義務の5日間を園長が勝手に決めてシフトに入れていた…等の状況が当たり前のようにあります。

自由に自分の好きな日に取得できる保育園ももちろんあります。

ただ、保育園はシフト制であるため、1ヶ月前の事前の申請が必要だったり、他の先生と重ならないように配慮する必要はあります。

ウマ子先生
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自由に有給休暇が取得できる保育園とそうではない保育園の違いは、保育園の体制次第、つまり、園長や副園長の考え次第です。

ウマ子も数年前は、非常に休みにくい環境で働いていました。

その後園長が代わり、今はとても休みやすい環境になりました。それにより働きやすさは大きく変わりました。体調を崩した時にも、以前はとても冷たい対応を園長にされているのが当たり前でしたが、今の園長はむしろ心配してくれる心の広い方なので、気持ちの面での負担も非常に軽くなりました。

保育園として、園長や副園長が休みに対してどんな考えを持っているかを知るには、入社前に聞くしかありません。

有給休暇が自由に取得できるかどうかは入社前に確認しておく

ウマ子先生
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体調を崩しやすい人や、休みやすい職場を探している場合には、臆する事なく入社前に、有給休暇は自由に取得できるかを確認しておきましょう。

「うちは保育園だから、できるだけ休まないようにしてもらいたいけど…」などのニュアンスの言葉があったら要注意です!

上記のように答える保育園は、自由に有給休暇を取る事が難しい場合が多いです。

「保育士の働きやすさを重視してるので、それぞれの職員が譲り合ってにはなるけど、休んでもらえるようにしてます」などというのであれば、比較的休みやすい保育園である事が多いです!

保育士の休みに対して肯定的な言葉が出てくる場合は、休日に関する待遇だけでなく、他の面でも働きやすい保育園である事が多いです!

保育園の夏休みって?

園自体がお休みになる夏休みはない

お盆期間は子どもの登園が少ない為、休みをとれる場合や、職員の夏季休暇制度を取り入れている保育園もあります。

保育園は幼稚園とは違って、夏休みはなく、保育園は通常通り開園しています。夏季休暇はない保育園もありますが、取り入れている保育園も多くあります。

夏季休暇がある場合の取り方

職員の夏季休暇がある場合は、6〜9月の中で好きな日程を3〜5日間各職員あまり重ならないようにとる、という保育園が多いです。

3〜5日間の取り方は保育園によって様々です。

1日単位で取るところもあれば、5日間まとめて取る保育園もあります。

まとめて取れれば最長9日間になる事もある

まとめて取得できる保育園であれば、土日と合わせて最長9日間取る事が可能です。

ウマ子先生
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9日間のお休みがあれば海外旅行などにも行けますね!

産休・育休は取れる?

ウマ子先生
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働く女性にとって、産休・育休が取れるかも気になりますよね!

保育士も産休・育休は取れる

勤め先の保育園の制度にもよりますが、大体のところは1年以上勤務をしていれば、産休・育休を取得する事ができます。

産休・育休に関してはこちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方はご覧ください。

産休・育休が取りにくい保育園もある…

保育園の雰囲気として、産休・育休が取りづらかったり、子育てしながら働く事が難しい保育園もあります…。

保育園の制度としては産休・育休をとる事が出来ますが、保育園や園長・職員全体の雰囲気として、休みづらいという保育園もあります。

実際に産休・育休を取っている職員がいるかどうかを確認する

実際に産休・育休中の職員がいる、子育てしながら働いている職員が数人いるところは、子どもの体調不良の際にも休みやすいといえるでしょう。

入社前に気になるようでしたら確認してみると良いですね!

まとめ

以上、保育士のお休み事情についてお話をしました。お休みの多い・少ないは働く上で、大切なポイントですよね。

◯年間休日日数について

平均すると、年間休日120〜125日というところが多い

年間休日120日以下というところもありますが、土曜日出勤の振替休日がなかったり、夏季休暇がない場合がほとんど…。

◯有給休暇について

自由に有給休暇が取得できる保育園と、そうではない保育園の違いは、園長や副園長の考え次第!

面接時や見学時などに、臆する事なく有給休暇や休日について聞いてみましょう

年間休日の日数だけでなく、有給休暇は自由に取得できるかなどを具体的に確認するとよりGOOD!

〇夏季休暇について

園自体がお休みになる夏休みはないところがほとんど

職員の夏季休暇がある場合は、6〜9月の中で好きな日程を3〜5日間各職員あまり重ならないようにとる、という保育園が多い

〇産休・育休について

勤め先の保育園の制度にもよりますが、大体のところは1年以上勤務をしていれば、産休・育休を取得する事ができる

保育園の雰囲気として、産休・育休が取りづらかったり、子育てしながら働く事が難しい保育園もあるので、気になる人は入社前に確認するように

ウマ子先生
ウマ子先生

保育園によって差はありますが、少しでも皆さんの参考になると嬉しいです!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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