こんにちは。ウマ子です!
ウマ子ってどんな人??
・保育士歴15年の現役保育士
・主任兼新人保育士教育担当
・現在園長を目指して勉強中
・子育て中の二児のママ
今回の記事では、保育士の子育てについてお話をします。
こんな人にオススメの記事
◯保育士のパパママさん
◯保育士の子育て事情について興味がある
◯子どもを産む予定の保育士さん
保育士は子どもと関わるプロ!
では、自分の子育てもラクラクなのでしょうか??
この記事の内容
○両立の大変なポイントがわかる!
○保育士ママで良かったポイントがわかる!
○実際に子育てをして、こんなはずじゃなかった…と感じた場面やあるあるに共感できる!
→保育士と子育ての両立に見通しが持てるようになる!!
現在保育士と子育ての両立を頑張っているママさんはたくさん共感して!!
子どもを産む予定の保育士さんや現在子育て真っ最中の保育士さんに共感してもらえると嬉しいです!!
保育と子育ては全くの別物!!
結論から言うと、保育と子育ては全く別物であり、保育士の子育てもうまくいかない事だらけです…
勤め先の保育園で、預かる子どもと関わる事、つまりお仕事・先生として子どもと関わる事には慣れています。
ですが、保育園の先生として子どもと関わる事と、ママとして我が子と関わる事とは全く異なります。
保育士であっても、我が子のイヤイヤ期にイライラしてしまったり、寝かしつけがうまくいかずに中々生活リズムが整わなかったり、夜泣きに悩まされたり、トイレトレーニングが進まなかったりと、たくさんの壁にぶつかる事があります。
子どもにとっては、保育園で関わる(他人の)先生と、ご家庭で関わる(絶対に自分を嫌いにならないと本能で分かっている)ママとでは、態度が異なるのは当たり前かもしれません。
保育士ではないママさんも、保育士のパパ・ママさんも子育てを日々頑張るパパ・ママとしては何も違いがありません。
保育士と子育ての両立は大変な点3選
保育士でなくても、仕事をしながら子育てをする事自体、大変な事です…
毎日頑張っているパパママさん本当に毎日いつもお疲れ様です!!
仕事と子育ての両立は、保育士でなくても大変ですが、ここからは保育士ならではの大変なところを2点お話します。
持ち帰りの仕事や残業が多い保育園がある
場所によっては、残業や持ち帰りの仕事が当たり前の保育園もたくさんあります…。
特に持ち帰りの仕事がある場合には、家に帰っても自分の子どもがいてお世話をしなくてはいけないので、行う時間を確保する事が難しいです。
中には自分の睡眠時間を削って子どもの寝かしつけを終えた後に行っている、という保育士さんもいるかと思います。
もし負担を感じている場合は、残業や持ち帰りの仕事が少ない保育園に転職する事をお勧めします!
自分の体と子どもや家族との時間が一番大切です。
どうか無理だけはしないでくださいね!!
勤め先と子どもを預けている保育園両方から感染症をもらいやすい
勤め先と子どもを預けている保育園両方から感染症をもらい、一か月間ずっと誰かが風邪をひいている、という状況になる事も…。
保育園は集団生活なので、感染症をもらいやすいです。それが、子どもとママが両方それぞれ別の場所で過ごしているとなると、感染症をもらうリスクも2倍になります…。
可能な限り感染対策をしましょう。少しずつ免疫がついて丈夫になってきます!!
辛いかもしれませんが、丈夫な体を作る時期だと思って、頑張って乗り越えましょう!!
子どもの体調不良でも休み辛い
保育園は基本的にはあまり人手に余裕がないので、休み辛い雰囲気がある保育園も…。
子どもを預かる施設である保育園が子育てしながら仕事をする事に対して理解が薄い…と聞くと矛盾を感じるかもしれませんが、休み辛い雰囲気がある保育園も実際あります。
子どもの体調不良が続くと嫌な顔をされてしまったり、「また体調崩したの?」と冷たい言葉を言われてしまったりする事も…。
感謝の気持ちは持ちつつも、必要以上に謝ったり申し訳ないと感じる必要はありません!
あなたが休む事で、周りの先生がカバーをしてくれてる事実は変わりありませんので、感謝の気持ちを持つ事、それを伝える事は必要です。
ただ、冷たい言葉を浴びせられたり、肩身の狭い思いをする必要は一切ありません。
もしあまりにもひどい対応をされたり、休めない状況が続くのであれば、速やかに転職する事を強くお勧めします。
先生としてのあなたのかわりは沢山いますが、ママのかわりは誰もいません。
子どもを、そして家庭を大切にできる職場である事を願ってます!!
保育士ママで良かったと感じる事4選
ここからは、子育てをしていて、保育士で良かったと感じる事についてお話をします。
「あるあるー!!」と共感して読んでくれると嬉しいです!!
怪我や病気の対応が迅速
怪我をした時、嘔吐や下痢をした時、発熱した時等必要な対応や観察するべきポイントなどは身についているため、迅速に対応をする事ができます。
子どもが怪我をした時や、病気をした時の対応は、保育園ごとにマニュアルがしっかりと決められています。
また、保育園は子どもが何十人もいるので、怪我や病気の場面に立ち会う経験は多くあります。
そのため、自分の子どもが怪我をした時や体調を崩した時は、迅速に対応する事が出来ます。
的確に対処できるので、パパも子どもも安心ですね!
成長段階がわかるので、見通しをもって子育てができる
首が座る時期、ハイハイできるようになる時期、歩行ができるようになる時期、イヤイヤ期が始まる時期など、一般的な成長段階が頭に入っているため、見通しをもって子育てをする事ができます。
見通しをもって子育てができると、家の配置を変えたり、危険なものを高いところにしまったりと、早めに環境を整える事が出来ますね!
何かを作業しながら子どもを見る事ができる
自宅で子どもを見守りながら洗い物をしたり洗濯を干したりという事も割と無理なく行う事ができます。
保育園は子どもと遊ぶ事だけではなく、書類業務や製作業務があったり、室内の掃除や片付けなどを行わなくてはいけません。また、保育園は子どもの人数に対して保育士の人数が決められています。つまり、複数の子どもの様子を見る事に慣れています。
そのため、子どもに歌を歌ったり遊びを見守ったりしながら、家事をする事が出来ます。
遊びの引き出しも多いので、子どもが退屈しないですね!
子どもを好き放題可愛がる事ができる
大好きな子どもを、好き放題に思いきり抱きしめたりできる!!
保育士は基本的には子どもが大好きです。
保育園で預かっている子どもは、他の保護者の方の大切な子どもなので、どれだけ可愛いと感じても、必要以上に抱きしめたりスキンシップをとる事はできません。
ですが我が子だと、ほっぺにキスをしたり手足のムチムチを思う存分味わう事ができます。
我が子を産んでようやく、ムチムチの腕や太ももを思う存分触れて楽しんでいます…笑
こんなはずじゃなかった・・・と感じる事3選
子どもが大好きな保育士であっても、楽しい事ばかりではありません…。
ここからは、保育士ママが子育てをしていて、こんなはずじゃなかったと感じる事についてお話をします。
言葉掛けを工夫しても、子どもが全然言う事を聞かない
保育園の子どもには通用する子どもへの言葉掛けでも、我が子には全く通用しません!
着替えをしたがらない我が子に対して「どっちが早く着替えられるかママと競争しよっか」
野菜を食べたがらない我が子に対して「カバさんのお口で頑張って食べてみよう!」
などと、保育園の子どもに言葉掛けをしているように、我が子にも言葉掛けをしてみますが、ほとんど通用しませんでした。
保育園の子どもには通用するのに…と感じる事も多くありますが、保育園の先生と大好きなママとでは、子どもの反応が違うのは当たり前ですよね…。
24時間365日子どもと関わっているという現実に心が折れそうになる
子どもが大好きで保育士をしていても、朝も昼も夜も子どもと関わっている状況に、時々心が折れそうになる事もあります…。
我が子の夜泣きでヘトヘトで朝を迎えて、やっとの思いで保育園に預けた後に、勤め先の保育園で子どものイヤイヤを目の前にすると、自分は子育てロボットなのかと感じて、ため息が出そうになる事もあります。
そんなときは、家事くらいは手を抜いて、外食や出前をして、おいしいものを食べて自分をたくさん褒めてあげましょう!!
保育園の子どもと我が子を比べてしまう
保育園で預かる子どもが出来ている事でも、我が子が出来ていないと感じるとついつい比べてしまったり、焦りを感じたりという事も時々あります。
歩行をするのが遅かったり、発語があまり見られなかったり…。
他の子どもの発達を見る事ができるからこそ、比べてしまう事も時にはありますよね。
そんなときは、他の子どもと比べるのではなく、意識的に過去の我が子の写真を見返して、成長の喜びが感じられるようにしましょう!
まとめ
以上、保育士ママの子育てについてお話をしました。
保育と子育ては全くの別物!!
保育士の子育てもうまくいかない事だらけ…
保育士と子育ての両立は大変な点2選
○持ち帰りの仕事や残業が多い保育園がある
場所によっては、残業や持ち帰りの仕事が当たり前の保育園もたくさんあります…。
もし負担を感じている場合は、残業や持ち帰りの仕事が少ない保育園に転職する事をお勧めします!
○勤め先と子どもを預けている保育園両方から感染症をもらいやすい
可能な限り感染対策をしましょう。少しずつ免疫がついて丈夫になってきます!!
保育士ママで良かったと感じる事4選
○怪我や病気の対応が迅速
○成長段階がわかるので、見通しをもって子育てができる
○何かを作業しながら子どもを見る事ができる
○子どもを好き放題可愛がる事ができる
こんなはずじゃなかった・・・と感じる事3選
○言葉掛けを工夫しても、子どもが全然言う事を聞かない
○24時間365日子どもと関わっているという現実に心が折れそうになる
○保育園の子どもと我が子を比べてしまう
保育士であっても、他のパパママ同様、子育てについて悩みを抱えながらも日々育児と仕事に奮闘しています。
日々頑張っている保育士さんの参考になったり、共感してもらえると嬉しいです!
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。