こんにちは。ウマ子です!
ウマ子ってどんな人??
・保育士歴15年の現役保育士
・主任兼新人保育士教育担当
・現在園長を目指して勉強中
・子育て中の二児のママ
今回の記事では、ご家庭での子どもの寝かしつけについて詳しくお話をします。
こんな人にオススメの記事
◯子どもの寝かしつけがうまくいかず、イライラしてしまう
◯他の家庭の寝かしつけ事情を知りたい
◯我が子にあった寝かしつけ方法を探している
子どもの寝かしつけってなかなかうまくいかないですよね…
子どもの成長にとって睡眠はとても大切です。
だからこそ子育てを日々頑張るママさんパパさんは、子どもの睡眠リズムを整えようと工夫したり、睡眠時間が足りているか不安になったりすることはないでしょうか。
寝かしつけの時間についイライラしてしまう…
寝かしつけの時間が憂鬱に感じる…
他にもやらなきゃいけない家事があるのに…
という想いを抱えている方も多いのではないでしょうか。
保育士として子どもと関わり、自身も2児のママとして日々子育てに奮闘しています!
今回の記事では、毎日子育てに一生懸命頑張るママさんパパさんに向けて、寝かしつけにお困りの方に向けて、寝かしつけがしやすくなる方法などをご紹介します。
この記事の内容
◯寝かしつけに適した環境がわかる!
◯寝かしつけのコツがわかる!
◯寝かしつけのおすすめ絵本がわかる!
→子どもの寝かしつけに対して前向きな気持ちになれる!!
少しでも子育ての参考になると嬉しいです!!
寝かしつけをする時の適した環境
入眠時の環境を整えるところから、寝かしつけは始まります。
寝かしつけをする前に、まずは環境が寝かしつけに適しているか確認してみましょう!
夜の睡眠時は出来るだけ暗い部屋で
お昼寝は室内の電気は消して、太陽の光があたる程度の明るさで問題ありませんが、夜の睡眠時は出来るだけ暗い部屋で行いましょう。
小さな照明でもついていると、子どもによっては目が冴えてしまったり、目に見えるものに興味を示して中々眠るスイッチが入らない事があります。
そのため、夜の睡眠時はカーテンや扉は閉めて、出来るだけ暗い環境で寝かしつけを行なうようにします。
子どもが寝入ったあとにそばを離れるときは、必ず小さい電気をつけるなどをして、子どもの安否が確認できるようにする事を忘れずにしましょう。
出来るだけ無音の部屋で過ごしましょう
夜の睡眠時は無音がおすすめ!
睡眠用のオルゴールやBGMなどをかけて寝かしつけをする方法もありますが、子どもによっては、音楽に気を取られてしまい、歌い出してしまったり、遊ぶきっかけになってしまう事も…。
子どもは遊びを見つける天才です。睡眠時は出来るだけ遊びのきっかけを出来るだけなくす事が必要になります。
無音の方が子どもが寝入りやすくなるので、睡眠用BGMをかけて寝る習慣がついていないのであれば、夜の睡眠時は無音がおすすめです。
毎日の寝る時間、起きる時間をできるだけ一定に
規則正しい生活リズムを整えるためにも、出来るだけ毎日の寝る時間と起きる時間は一定にしましょう。
夜の寝かしつけに時間がかかってしまい、就寝時間が遅くなってしまうと、「しっかり睡眠時間はとってあげたい」という親心から、朝起こす時間もできるだけ遅くしてしまうこともあるかと思います。ですが、それをしてしまうとどんどん起きる時間となる時間が遅くなってしまいます。
そのため、寝かしつけに時間がかかってしまい、夜の就寝時間が遅くなってしまった場合でも、朝の起きる時間、起こす時間はできるだけ一定にすると、その日は少し眠くても、その分夜はスムーズに寝てくれるようになります。
夜の寝かしつけをスムーズにする最短の方法は、朝早く起こす事です!
寝かしつけのコツ3選
続いては寝かしつけのコツについてご紹介します。
子どもに合った寝かしつけ方法を見つける
寝かしつけ時に子どもの様子をよく見て、子どもが落ち着いて眠れるスイッチを発見しましょう!
子どもによって、寝入る前の習慣は様々です。ママの肘を触って入眠する子どもや、ママの腕枕をして寝る子ども、1人でベッドをコロコロ転がりながら眠る子ども…子どもの数だけ入眠の仕草があります。
上記で紹介した寝かしつけの環境を整えた上で、リラックスした状態で過ごす時間を作ります。すると自然と子どもが自分から寝入る前の仕草をするようになります。子どものそのような様子を汲み取り、その仕草や習慣を見つけたあとは、その仕草をするようにすると、入眠しやすくなります。
子どもがリラックスをしてパパママとのスキンシップをとりながら心地よく過ごす時間もとても大切な時間ですね!
寝かしつけ前の習慣を身につける
絵本を読むなどの入眠前の習慣をつけるようにしましょう!
子どもが1歳を過ぎると、少しずつ大人のいうことが理解できるようになり、言葉掛けで気持ちの切り替えや準備ができるようになってきます。そのため、寝る前の習慣として、絵本を読んだり、ベッドの上で遊んだりと、子どもが好きな習慣を一つ取り入れると良いでしょう。
親子のスキンシップの時間にもなりますし、「これしたら寝ようね」などと事前に約束して習慣化することにより、その後の入眠もスムーズになります。
注意するべき点としては、絵本は一冊、ベッドで体を動かして遊ぶ場合は10分(アラームや時計などで子どもが分かりやすい合図を作っておく)、などと約束を決めておく事です。
そこで何冊も絵本を読んだり、子どもが求めるまで遊んでしまうと眠るスイッチが入りにくくなってしまいます。
約束をして習慣化する事が大切ですね!
自分の中で制限時間やリミットを決めない
寝かしつけをしているパパママが、「◯時までには寝てほしい」などと制限やリミットを設けてしまうと、その時間までに寝てくれないと苛立ってしまったり、ゆったりとした気持ちで関わる事が難しくなってしまいます…。
「◯時までには寝た方がいい」などと、ある程度目安を立てる分には問題ありませんが、リミットや制限は決めないようにしましょう。
「◯時までには寝てほしい」ではなく、「◯時までに寝なかったら一度寝かしつけをやめよう」と考えると良いですね!
入眠前のおすすめ絵本3選
入眠前の読み聞かせの際のおすすめ絵本をご紹介します!
「ねないこだれだ」
内容:
夜の9時です。「とけいがなりますボンボンボン」こんな時間におきているのはだれだ? ふくろう、くろねこ、どろぼう……。いえいえ、夜中はおばけの時間。あれ? まだ寝ていない子がいますよ。おばけになってとんでいけ! おばけがなかなか寝ない子をおばけの世界に連れていってしまいます。シンプルなはり絵と独特のストーリーで、子どもたちをひきつけてやまない赤ちゃん絵本です。
おすすめポイント:
子どもは鬼やおばけなど少し怖いものが大好きです。少し怖さもありながら、発想が広がり、楽しめる絵本です。
「おふとんかけたら」
内容:
たこさん、まめさん、ソフトクリームさんにトイレットペーパーさん……。ページをめくっておふとんかけたら、どんな寝相になるのかな? 登場するみんなの愉快な寝相に、おやすみ前に親子でいっしょに大わらいです。大人気の「だるまさん」シリーズかがくいひろしによる絵本です。
おすすめポイント:
ユーモアあふれる展開で、楽しく読み進められる絵本です。絵本の流れやフレーズを覚えたりして遊びや発想が広がります。
「ふみきりくん」
内容:
駅のそばに、働き者のふみきりくんがいました。電車がくると、ふみきりくんは赤い目玉をぴかぴかさせ、「かん、かん、かん、かん!」と音を鳴らしながら遮断機をおろします。朝から夜までのふみきりくんの一日を描いた絵本です。
おすすめポイント:
寝かしつけの絵本ではありませんが、ふみきりくんの1日を描く中で、最後は夜になってふみきりくんのお仕事が終わります。絵本を読んだ後に、「ふみきりくんもお仕事終わりで寝るから、〇〇くんも寝ようね」などと声かけをするとなるスイッチが入りやすくなるかと思います。電車好きのお子様におすすめです。
おすすめ絵本を3つ紹介しました。
寝かしつけに関する絵本でなくてもOK!
お子様と一緒に本屋さんに行って、寝る前に見る絵本を選んでみても楽しいですね!
寝かしつけに苦戦するって事は、子育てを頑張っている証!!
子どもの睡眠時間が足りているか不安になったり、なかなか子どもが寝てくれず困っているパパママさんたちは、子育てや家事を毎日一生懸命頑張っている証です!
それだけでえらいんです!!
子どもを想うからこそ、家事を頑張っているからこそ、時に苛立ってしまったり、上手くいかずに悩んでしまう事もあります。
寝かしつけでイライラしてしまっても、決して子どもや自分を責める事なく、適切な方法を見つけていくと良いですね!
子どもが一緒に寝てくれる時間なんて、ほんの数年です。
子どもや保護者の方に合った寝かしつけ方法を見つける事で、大切な寝かしつけの時間が親子にとって素敵な時間になると嬉しいです!!
まとめ
以上、ご家庭での寝かしつけについてお話をしました。
寝かしつけをする際の環境
夜の睡眠時は出来るだけ暗い部屋で、出来るだけ無音の部屋で過ごし、毎日の寝る時間、起きる時間をできるだけ一定にする
寝かしつけのコツ
○子どもに合った寝かしつけ方法を見つける
○寝かしつけ前の習慣を身につける
○自分の中で制限時間やリミットを決めない
寝かしつけの際のおすすめ絵本
「ねないこだれだ」
「おふとんかけたら」
「ふみきりくん」
寝かしつけに苦戦するという事は、子育てや家事を毎日一生懸命頑張っている証!!
だからこそ、決して子どもや自分を責める事なく、適切な方法を見つけていく必要があります。
少しでも子育てを頑張るパパママさんの参考になると嬉しいです!
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。